葛尾コラム:2025年新年のご挨拶&仕事始め式
新年、あけましておめでとうございます。本年も引き続きよろしくお願い申し上げます。
葛尾むらづくり公社は、1月7日(火)より仕事始めとなり、代表理事の松本弘より年頭の挨拶があり、職員に対して次のようなお言葉を頂きました。
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
9日間の年末年始は、英気を養い、ゆっくり団らんの時間を過ごせましたでしょうか。
昨年も、職員の皆さん一人ひとりが力を発揮して、職務に精励していただき、心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。
昨年は、「あぜりあ」のリニューアル、待望の「せせらぎ荘」での飲食提供を開始することができ、宿泊を兼ね村外からも多くの皆さまに葛尾村においでいただいております。
未曾有の大震災からまもなく14年が経過しますが、現在、産業団地には、国の自立・帰還支援雇用創出企業立地補助金の交付を受け、事業者が立地を進めています。帰村者は、令和元年以降横ばい、転入者も令和5年以降横ばいの状況ではありますが、村内居住者の3割にあたり、村の変化を肌で感じております。
また、永年の悲願でありました浪江三春線小出谷工区のバイパス工事が着手されました。数年後には、この区間の開通により、安全で円滑な交通が確保されるとともに、地域間交流・物流・復興などの重要なネットワークとなり、浜通りと中通りの交通ネットワークが形成され、交流人口の拡大、移住者の増加、浜通りの再生・復興に寄与するものと期待しているところです。
葛尾むらづくり公社は、平成30年に設立されまもなく8年を迎え、無くてはならない組織になってきているものと思っております。交流館あぜりあの管理運営と村民の雇用創出事業、地域コミュニティ支援活動を柱として事業を開始し、イベント開催、ふるさと納税事業など現在の中核となる事業、復興支援員や地域おこし協力隊活動の支援、せせらぎ荘の管理、移住定住促進事業など幅広い事業を展開しています。
公社事業のほとんどは、村からの委託事業に依存しております。地域の将来を見据えながら、新たな取組みが必要と考えています。また、組織で仕事をしていくのだから、全体が底上げされなければ組織力は上がっていかないと思っています。
今年の干支は、巳です。巳年は、「知恵や金運、繁栄」を生み出すと考えられており、非常に縁起のよい年とされています。縁起のよい年に皆さんに幸運に恵まれる可能性があります。
今年も理念である「人と人をつなぐ」ことを忘れずに力を合わせて、健康に留意しながら、皆さんの持てる力を発揮して葛尾村、公社を盛り立ていただくことを願い、あいさつといたします。
本年もよろしくお願いいたします。