自然豊かな福島県葛尾村で、むらづくり組織として行政とともに限られた資源を効率的に活用しながら村の魅力を発信し、村民の生活環境を支える重要な役割を担う活動を行っています。
代表ご挨拶
一般社団法人葛尾むらづくり公社は、地域住民の絆づくりや雇用の創出、新たなむらづくりの中核となるべく、2018年(平成30年)3月に設立しました。設立からこれまでに、葛尾村の伝統文化である盆踊りの支援や薪能の復活、地域コミュニティー支援の一環としたバスツアーなど、各地に離散している村民同士の絆を繋ぐイベントを企画してきました。また、自転車ロードレース大会「ツール・ド・かつらお」やふるさと納税の発送業務を含めた村内事業者の販路拡大支援、葛尾村の魅力向上に値する新商品開発など新たなむらづくりにも果敢に挑戦しています。
当団体では現在、経験豊富な村内出身者と20~40代の新たに移り住んだ村民が職員として日々働いています。行政と民間の融合、そして村民と移住者との融合を通して、これまでの社会課題を解決し、村民一人一人が楽しく幸せに暮らせる地域になるよう精進してまいります。
東日本大震災及び原子力災害からの復興は道半ばではありますが、真の復興に向けて歩みを進めて参りますので、皆様の御支援と御協力をお願い申し上げます。
代表理事 松本 弘
公社設立の経緯
東日本大震災と福島第一原発事故に伴い、葛尾村民は長期の避難を余儀なくされました。2016年(平成28年)6月に帰還困難区域以外で避難指示が解除されましたが、その間に村民それぞれ置かれている状況が大きく変わり様々な課題が見えてきました。これらの課題に真正面から向き合うために、2018年3月に生まれたのが「一般社団法人葛尾むらづくり公社」です。
活動理念
当社は「村につどう人」と「交流をはぐくむ場所」を繋ぐことを理念として活動しています。
法人概要
組織名 一般社団法人 葛尾むらづくり公社
設立年度 2018年(平成30年)3月
資本構成 基金2,000万円 出資者:葛尾村
組織体制 役員9名 職員22名
主な事業 公共施設の管理運営
イベントの開催
復興支援員管理・活動支援
地域おこし協力隊管理・活動支援
雇用創出事業(生きがいづくり)
空き家・空き地バンクの運営
産品など販路拡大支援
視察ツアーの受け入れ
ロゴマーク
公社のロゴマークは、以下のようなコンセプトで制定されました。
・青空のように広々とした空間
・青空のように誰のそばにもある空間(場所)
・青空のようにどこまでも繋がることをイメージしたカラー
・手は人と人との繋がりをイメージし、小さな葉は、交流の芽を育むことをデザイン化
事業コンセプト
葛尾むらづくり公社では、以下の5点の事業コンセプトで運営にあたっています。
- 地域とそこに住む人の幸せ(楽しさ)を一番に考えて行動する。
- 地域とそこに住む人と行政、そして他地域の人・団体・企業との架け橋となる。
- 葛尾村に新たな価値観を生み出すことで、新しい社会環境を創造する。
- 民間と行政のハイブリッドな経営を行う。
- 葛尾村の伝統を受け継ぐ人財と、新たな価値を生み出す移住者との融合を促す。
むらづくりの5本柱
公社では、お互いの価値観や違いを認めながら、楽しく共存できる職場環境・地域コミュニティを築き、最終目標として葛尾村が日本一住みやすい場所になるようなむらづくりに貢献してまいります。公社ではむらづくりのための5本の柱を策定し、事業運営にあたっています。
スタッフ紹介
代表理事 松本 弘
専務理事 松本松男
理 事 松本壽夫
理 事 中村健彦
理 事 松本敏美
理 事 松本貞幸
理 事 新開正和
監 事 金谷喜一
監 事 松本好徳
事務局長 米谷量平
事務局次長 鈴木清司
【地域プロモーションチーム】
主任:山口和希(復興支援員・空き家利活用リーダー)
猪狩智裕(復興支援員・物販管理・イベント企画リーダー)
伹野桃花(地域おこし協力隊・ふるさと納税推進リーダー)
【業務マネジメントチーム】
主任:菅野芳貴(復興支援員)
菊池未央(復興支援員)
松本民子(交流館案内・地域交流促進リーダー)
【移住定住支援センター】
松本松男(移住相談員)
郡司あゆみ(移住支援員)
菅野海琴(移住相談員)
【もりもりランド・かつらお】
坂本光史(地域おこし協力隊・統括マネジャー)
島 英範(地域おこし協力隊・管理人)
【せせらぎ荘】
佐藤正幸(地域おこし協力隊・統括マネジャー)
渡辺政廣(『御食事処 政 』店長)
阿部優子(地域おこし協力隊・調理担当)
【地域おこし協力隊/農業版】
立石剛大(牛屋)
佐藤美季(牛屋)
秋葉絢水(牛屋)
樋山勝斗(真畜産)
長谷川大樹(佐久間牧場)
【地域おこし協力隊/特産品版】
伊藤久美(胡蝶蘭)
【パートタイマー・アルバイト等】
交流館案内・食堂かえで担当 松本信子
水道施設管理ほか 松本直紀
登録作業員(草刈りなど)村民20名
せせらぎ荘パート職員 11名
拠点施設
私たちは「葛尾村復興交流館あぜりあ」に事務所を設けて活動しています。
葛尾村復興交流館あぜりあは、東日本大震災及び原子力事故による全村避難からの復興のシンボルとして、2018年(平成30年)6月に完成しました。村民による交流活動を支援し、日頃から休憩や村内の情報収集の場所として、気軽にお立ち寄りいただける場所になっています。(全館フリーWi-Fi設置)
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